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'08 '07 '06 '02 '01 '00 水栽培 1999

珈琲の樹栽培日記

栽培の目的
 焙煎をしていると、突然、前日と違った焼け具合になる時があります。
ほぼ同様の焙煎の仕方なのに、ハゼ方・油脂の出方の違いなど全く異なった様相とな
ってしまいます。
その違いを考えてゆくと“発生学”の見地を覗く必要があると感じました。
 植物が春を感じて芽を出し、秋を感じて越冬に備えます。
仮にコーヒーの種(豆)が季節を感じていたら、春になれば発芽しやすい様に細胞が柔
らかく膨らみ、逆に冬に近づけば胚芽を守るように堅く縮むようになるのではないか?
この仮説を元に栽培を試みる事にしました。
 又、最近は枯れ臭・味の原因もこの部分が大きく関与しているのではないか?と思
っています。
これを確かめるには、細胞単位の培養をしなくては分からない事だと思いますが、チャ
ンスが有ったらチャレンジしたいと思っています。