豆の持っている香味(特徴)を最大限発揮させる焙煎を行っております。 |
車でたとえるならば |
いくら高性能のスポーツカーでもアクセルを踏まなきゃ前に動きません。 |
コーヒー豆もいくら良質な香味を発揮できる豆でも焙煎時にその成分を生成させ熱価 |
を与えなければ良い味にはなりません。 |
もっと言えば、同じようなアクセルを踏み方でも、タイミングがずれれば安定性を失っ |
たり、失速したりします。 |
焙煎でも計算上同じ熱価を加えても、タイミングが合っていなければマキシマムを得る |
ことができません。 |
適切なタイミングと適切な熱価がマキシマムを引き出すポイントです。 |
もう1つ焙煎で重要な作業。“いやな成分だけを取り除き良い成分を止める”これを |
行うのが排気です。 |
ちょっとニュアンスが違いますが、2サイクルエンジンでは排ガスだけを上手に排出 |
させ混合ガスを止めることが効率よく性能が上がる大きなファクターです。 |
掃気ポート・排気ポート・吸気ポートの開くタイミングと面積が重要ですが、焙煎でも |
同様なことが言えます。 |
焙煎開始から終了までの行程で豆の変化は比例して起こっているわけではありま |
せん。 |
適切な排気量をその都度見極め排出することで方向が優れ、甘みがあり、マイルド |
でありながら、しっかりとした味がある香味を生成することができます。 |