コールド コーヒーの巻き
ドリップ エスプレッソ クラッシュ アイスの作り方

水で抽出するコールド コーヒー

 通常、コーヒー中の成分は水に溶けにくい為、お湯を使って豆(粉)に刺激を与え、
成分を溶けやすい状態にして抽出します。
しかし、お湯での抽出は、コーヒー液の中に抽出したくない成分にまで刺激を与えてし
まいます。
又、コーヒーに熱を加える事により、酸類・脂質の酸化を促してしいます。
 美味しい成分だけを選んで抽出して、30分以内に使いたい(飲みたい)ものです。
 一方、水による抽出は、コーヒーの美味しい成分だけ時間を掛けてじっくりと溶か
し、熱を加えない分、味の変質が比較的少ない(冷蔵庫で2日位保存可能)淹れ方で
す。
しかし、若干水ぽい独特の味がするようにも感じます。

水で抽出する  (作り置きしたい時にお奨め)

 方法は、ダッチコーヒーと言われるウォータードリップと粉を水に漬け込む浸漬式と
の2通りあります。
ダッチコーヒーは、器具が高価で扱いにも注意が必要になります。
又、室温での抽出になるので、酸化の可能性も出てきます。
家庭で行うにはリーズナブルで簡単な浸漬式をお奨めします。
豆を挽く (1人分10gなるべく直前に挽く)
   コールドコーヒーには、フレンチトースト位の
  深煎り豆を使います。
   一人分はカリタのメジャーカップで1.2杯を
  細挽きにします。
 
 
密閉出来る広口ビンに粉を淹れる
 梅酒用のビンなど。(香りが残

るために共用はしないで専用に

して下さい。)

 

水を粉の上から、全体にしみ込ませる
 

ように中心から螺旋状に差す

 

 
ビンを密閉後、冷蔵庫に入れて抽
 

出する

 

8時間前後で冷蔵庫から取り出
  し、抽出終了する
 

  上に浮いた豆を沈ませるように混
  ぜ、次に下に沈んでいる豆を混ぜ
  る。
 
大きいスプーン(カレースプーンなど)
  でゆっくりと撹拌する
 

  挽きたての豆を使用した時は、白い泡
 

(アク)が浮くのですくって捨てる。

 
ネルフィルターやペーパードリップなどで漉す
   保存してあったネルフィルターは1度水で
濯 ぎ、乾いた布巾で水気を取ってから使用して
下さい。(詳しくは別紙ネルフィルターの使い方を
 

ご参照下さい。)

 ペーペーフィルターは湯通しせずそのまま使い
  ます。
濾過スピードが早いコーノ 円錐ドリッパーやがお
すすめ。

出来上がり。

 

保存時は、密閉容器に入れて冷蔵庫に保管して下さい。

 

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