エッジのグラデーション

 オートシェープの輪郭を曖昧にしたいときに、線の濃度を変えたオートシェープ
を重ねて表現します。
ワードアートを使えば、文字の中心よりグラデーションを掛けることも出来ます。
 例はオートシェープのハートを利用して5段階の明るさを利用してグラデーション
を掛けましたが、色々な図形に利用でき、明るさだけでなく、色調のグラデーション
や階調を増やせばさらにぼやけたグラデーションを掛けることも出来ます。
ただし、オートシェープを増やすとファイルが大きくなってゆきます。

基本のオートシェープを描画します。
ハートのコマンドアイコンを使ってハートを描きます。

オートシェープの書式設定”のダイヤログを開き、塗りつぶし/線の色をピンクに指定します。

コピーを5数個作ります。

最後にコピーした(最前面)オートシェープの線を“線なし”にします。

最後から2番目にコピーしたオートシェープを指定して、“線の色”のカラーパレットより“その他の色(M)”から色の設定のダイヤログを開き、“ユーザー設定”のタグをクリック。“明るさ(L)”のドロップダゥンメニュー現行128148に換えOKボタンを押します。更に“オートシェープの書式設定”のダイヤログ内の“太さ(W)”に2を入力してOKボタンを押します。

最後から3番目にコピーしたオートシェープの線を指定して、“線の色”のコマンドアイコンより前記の要領で“明るさ(L)”現行128168に変更し、“太さ(W)”に4を入力してOKで閉じます。

以降前期要領で上から下(重ねたときの)の順に“明るさ(L)”の値を20づつ増やして、“太さ(W)”の値を2づつ増やしてゆきます。

オートシェープのすべてを編集後

すべてのオートシェープを指定して、すべてを同じ位置に配置します。

左揃えのコマンドアイコンをクリック。

上揃えのコマンドアイコンをクリック。

ズーム200%にしてみるとご覧のようにグラデーションが掛かって見えます。

前記、ハートのオートシェープと同様に
明るさの違うオブジェ(ワードアートを利用したテキスト)を

重ねて表現したグラデーションを掛けた例

注 意 !

線の太さの順にオートシェープを重ねないとグラデーションが表現されません。

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