answer 黒澤 |
外観の写真だけでは断定できません。 |
実際にこの様なモノを見た記憶も(どこかで見ていたかも)ありませんが、コーヒー 小 |
辞典と言う本の中にドゥ・ベロワ De Belloyu/Du Belloyuと言うのが載っていま
した、 |
のでそのまま転記します。 |
1800年頃、フランスで初めてドゥ・ベロワによって新しいドリップ・ポットが考案された。 |
上下2段に分かれ、上部のろ過器の金属板フィルターを通して下部の器にコーヒ ー |
液が流下する仕組みのモノでこれがフランス式ドリップ・ポットの原型といわれる。 |
ドゥ・ベロワのコーヒー・ポットは、フランスにおける百数十年のトルコ・コーヒーの歴
史 |
に一大変革をもたらし、ヨーロッパ各国に先駆けてフランスのドリップ法を確立さ せた |
画期的なモノである。 |
以上、本文中からの抜粋したモノです。 |
フランスのアンティークのモノで上段の下部にフィルターが付いているのであれば 上 |
記のモノの可能性が高いです。 |
ちなみにドリップの変遷は |
1711年?フランスでネルを用いて濾過する方法が試みられていた。 |
1800年頃、フランスでドゥ・ベロワによりドリップポットが開発。 |
1908年 ドイツのメリタ夫人ペーパーフィルターを使ったドリップを開発。 |
1930年代 メリタ夫人の息子ホルスト・ベンツによって現在ある様な円錐形のドリッ パ |
ーを使ったペーパーでリップの開発。 |
ドゥ・ベロワの構造・抽出システムは、今現在、見るととても平凡なモノに映ります |
が、 当時としては、衛生面・簡易面は画期的なシステムだったことでしょう。 |