answer 黒澤 |
はじめまして。 |
自家焙煎珈琲ハーモニーの黒澤です。 |
さてご質問の件ですが、2つの方法が考えられます。 |
豆の表面に滲む油分を抑える焙煎と1度滲んだ油分を更に焼きこんで蒸発
させてし |
まう焙煎です。 |
前記のモノは1はぜ終了後から通常の火力より弱火にしてゆっくり時間を掛け
て焙煎 |
します。 |
後記のモノは2はぜ(油分が滲んでくるまで)まで通常の焙煎を行い、
その後、通常の |
火力より弱火にして油分を焼却するまで焼きこみます(イタリアンの近くまで)。 |
前記のどちらの焙煎も時間がかかってしまうために、芳香が悪くなります。 |
油分が表面に滲んだからといって味に悪影響はありません。 |
ただし、その次に焙煎する豆には、ドラムに付着した油分が燃焼して゛こげ臭”の原因 |
になるので、特にフレンチロースト以上に焙煎した豆の後は、あらかじ
め捨て焙煎な |
どして油分を燃焼させてから行って下さい! |
油分が表面に滲んでくるのは、はぜと密接な関係があるようです。 |
油の沸点の温度まで一気に上げると、はぜが激しくおこり中から外に勢いよ く出てく |
るのではないかと考えています。 |
はぜのコントロールが出来ると焙煎(味)が思うようになります。 |
焙煎時のはぜの音に気をつけて(臭いをかぎながら)焙煎してください。 |