175MのOHの仕方
オーバーホールに準備するモノ
 エスプレッソやターキッシュは深煎り豆を極細に挽きます。
これは非常に酸化しやすく、ミルの中にかすが付いていると、新鮮な豆で酸化した香り
が移ってしまいます。
定期的な清掃を心がけて下さい。
消毒用アルコール
器具を傷めることなく
油分が落とせます。
ブラシ
 使い古しの歯ブラシなど。
ブレードの隙間などに溜ま
った粉を落とせるような腰の
あるモノ。

中型−ドライバー

 中にある2本のビスは
非常に堅く締まっています。
ビスの溝と刃先の甘えの
ない、しっかりした物をお
使い下さい。

食用油(サラダ油など)

 

ウエス

 

小物入れ(粉受けでもよい)

 組み立てる時に少しビス
に湿布すると締め付ける時
も弛めるときも楽になりま
す。
 
 ちょっとした出っ張りに引
っ掛かかっても破れず、
繊維が残らず、アルコール
をしみ込ませても大丈夫。
 
 ビスや小さな部品をなく
さい様にまとめておきます。
 
 
 以下はドイツのザッセンハウス社製・トルコミルM175の分解掃除の手順です。
違う機種をお持ちの方で解らないことがあればご相談下さい。
   
 
まずは4分割   ミル本体のビスをマイナスドライバーで外す
     

 
上の筒を持ち歯を上方に引き抜く   歯を固定している2本のビスを外し、分解する
 

    このビスは非常に固く締め付け
られています。 
ドライバーで外すときは、押し付
ける力が7・回す力を3程度の
力配分で行うと溝をつぶさずに
緩る事が出来ます。
粗さ調節ネジを外す

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掃除と組立

 
分解した部品は歯ブラシを使って粉を落とします
ぼろ布に消毒用アルコールをしみ込まして、部品の表面に付いている油分をふ
  き取る
  作業中に部品をなくさない様に、広い場所で行いましょう。お盆や大きめの缶のフタ
  な、ど縁のある物の上の方が、部品が転がらずに安心して作業できるでしょう。
 
粗さ調節ネジを付ける   粗さ調節板をハメル
     

  上から見てネジの頭が少しのぞく程度。      
 
下の歯に上の歯を挿す   の歯をビス2本で固定する
     

 
       ビスのねじが切ってあるところ
      に、少量のサラダ油を湿布し
      て、しっかりと締める。
       
       
       
       
 
もう一つの金具をに挿す   を上部筒に挿す  
 

   

 
 
歯を固定していない金具を上部から動   歯に付いている穴とで合わせ
  かし、筒の穴と金具の穴の位置を合わ    

た穴と合わせる

  せる    

ビス2本にサラダオイルを湿布   粗さの調節
 

しで固定する

   
 

上下の筒とフタを合わせて、オーバーホールの終了

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