|
|
 |
豆(粉)の計量
|
 |
|

|
|
容積と重さの違い |
| 種類・グレードの違い |
| 豆の種類によって形状が異なり、又、一般的に粒が大きくなるほどグレード
が高い。 |
| (マラゴジベなどの例外もあります) |
|
種類によって精製方法が違いがあり、含水量(生豆に残っている水分)が多くなれば |
| 重くなる。 |
| 収穫してからの時間の違い |
| 時間が経つと含水量が減り(蒸発)、軽くなる。 |
| 焙煎の仕方の違い |
| 通常、焙煎が深くなると容積が増え(膨らむ)、含水量がへり軽くなる
。 |
| 豆と粉の違い・粉の粒度の違い |
| 粉に挽くと容積が変わる。 |
|
細挽きにして行くほど容積は増え、エスプレッソ(極細挽き)にすると、豆の容積と ほ |
| ぼ同量に戻る。 |
|
|
計量の目安 |
| 豆によって容積と重さのバランスが違うと言うことは、 計量カップすり切れ1杯で
は |
| メーカー指定の重さより軽いときもあれば重いときもあります。 |
| 同一の豆(メーカー・品種・焙煎段階)であればそれぞれの計量で0.3〜0.5g
程 |
| 度の誤差で収まるので、あらかじめ1杯が何g計量できるのか計っておくと良いでしょう。 |
| ハーモニーでは市販の計量カップでは耐久性に問題があるために、甘露レード ル |
| を流用しています。 |
| 豆の種類によって、どのくらいはいるのか繰り返し測定してデーターを残してありま |
| す。 |
| 又、水出しアイスコーヒーの様に1度に多くを抽出する際には、その都度デジタル ば |
| かりで計量しています。 |
|
|
甘露レードル |
| シロップなどを瓶から取り出す際に使用する長い枝の付いたステンレス製の柄 杓。 |
| コーヒー用のメジャースプーンを使用しなければいけないと言うモノではありませ ん。 |
| 他のモノで使い勝手の良さそうなモノがあれば流用してみて下さい。 "10g当た
り"の |
| 容積の行を参照して換算下さい。 |
|
|
粉の計量 |
| 粉の計量をメジャーカップで行うときに注意しなければいけないこと 粉が圧縮された |
| 状態では正しい計量は行えません。 |
| 保存容器内の粉もメジャーカップに取った粉も固まりになっていない状態で計量を行 |
| って下さい。 |
| 特に、エスプレッソ用の極細に挽いてある粉は粉の取り方(圧縮)によって誤差が大 |
| きくなります。 |
|
|
メジャーカップ別の容量とロースト別の実容量 |
| |
|
|
|
|
|
|
| メリタ |
8 |
25 |
8 |
8 |
7 |
7 |
| カリタ |
10 |
30 |
− |
9〜10 |
8〜9 |
8 |
|
|
流用 |
27 |
9〜10 |
9 |
7〜8 |
7 |
|
|
流用 |
36 |
13〜14 |
12〜13 |
11 |
10〜11 |
|
|
|
10cc/10g当たりの概算表 |
|
|
| |
ハイ |
シティー |
フルシティー |
フレンチ |
| 10cc当たり豆(g) |
3.5 |
3.3 |
3.0 |
2.9 |
| 10g当たり豆(cc) |
28 |
30 |
34 |
35 |
| 10cc当たり粉(g) |
3.5 |
3.0 |
2.7 |
2.6 |
| 10g当たり粉(cc) |
29 |
33.5 |
37.5 |
38.5 |
|
|
Page Top |
挽き方の違いによる容積変化率 |
|
|
| |
変化率 |
| 粗挽き |
105 |
| 中挽き |
111 |
| 細挽き |
109 |
| エスプレッソ |
102 |
|
|
|
| 上記の表はハーモニーの焙煎豆を対象に作ったデータから算出しています。 |
| 各メーカによって異なります。それぞれに合った容量は実際に計量して下さい。 |
| 毎回、秤で計測すれば計量のブレが無くなるのは言うまでもありません。 |
|
|
|
|
計量の重要性 |
| 1杯分に対して粉が少なすぎると成分をうまく抽出できませんが、1杯分の誤
差(重 |
| さ)が+−0.25g以下ではさほど問題になりません。 |
|
12gと11.8g・12.2gこの3通りの量の粉を同湯温・同抽出時間で淹れたの であ |
| れば、飲み分けられる人はいないでしょう。 |
| 豆が接触しているお湯の温度や抽出時間が味を決める上では、遙かに重要です。 |
|
|
Page Top |

|
|
|
 |
Go Back |
 |