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  “気持ちいいコーヒーを定義”  
   アフターテーストがしっかりある =  
   粘性が高い →甘み・残り香がある →余韻を楽しむ  
  最近、やたらと“キレ”を強調する飲料がよしとされていますが、余韻が全く残ら  
  な飲み物はおもしろみがなく、蒸留水の様なモノ。  
  解りやすく例題を上げると、もし、切れ味が良すぎるテーマパークがあったとす  
  ればこんな感じに!  
  アトラクションに参加している時は非常に楽しく興奮度120%。  
  しかし、園外に一歩踏み出したら、今までの楽しかった出来事をきれいさっぱ  
  り忘れ去ってしまい沈静度120%。  
  こんなテーマパークで満足感を得られるでしょうか?  
  “帰宅しても未だ興奮冷めやらず”と、いう方が楽しく感じている筈です。  
  コーヒーだって、飲んですぐに味が消滅してしまっては、水やお湯で事足りる事  
  ではないでしょうか。  
  満足感や充実感を満たすのには、コクや特にアフターテーストがしっかりしたモ  
  ノの方である筈です。  
  これが、気持ちよく感じる重要な要素の1つと考えています。
 
  勿論、飲みやすさを追求して行くコーヒーであっても、同じです。
 
  “Light”というイメージより、香味はあるのだけれど刺激の少ない“Soft”や  
  “Mild”でなければ“つまらないコーヒー”と映ります。  
  残り香と共に甘みが、より長く残るモノがより良いと考えています。
 
  (これは、豆のグレードよりも焙煎方法に付随するところが大きいと、考えてい  
  ます。)