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マイセン
(6月13〜15日) |
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ドレスデンからは約1時間、やってきました |
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“磁器の街マイセン!!” |
期待?に反して駅構内は小さく知らなければただ通り過 |
ぎてしまいそうな田舎街。 |
とりあえずホテル探しに街を歩いてみる。 |
しかし観光客らしき人はちらほら、ホテルも見つからず |
駅前に入り口はレストランのホテルに入ってみる。 |
覚え立ての変なドイツ語?で2人部屋いくらか聞いてみ |
る。 |
とりあえず通じたのか英語のわかるお姉さんと交代、1 |
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泊朝食付き95€で交渉? |
成立! |
部屋は駐車場をはさんで別棟、バスタブ、ドライヤー、冷蔵庫、おまけにミニキッチン付き |
でも器具がなんにもないんだよなー。 |
朝食はバイキング式でパン・チーズ・ハム・ウインナー・卵料理・ヨーグルト・フルーツの |
豪華版。 |
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コーヒーは席についてから2人分ポットに入れてもってきてくれました。 |
ハード系のパンが好きなチーフは大喜び!!おまけに好きなものばかり。 |
磁器一色という街のイメージがあったがワイン園とエルベ渓谷の風景とインフォーメ |
ーションには書かれているが実際は空き店舗が多く寂れた街。 |
コーヒーは全体的に抽出量は100cc以上クレマも薄く味もない。 |
1杯1.5〜1.8€。 |
アイス カフェが多くテイクアウトだけでなくパフェのメニューもある。 |
(このアイス
カフェはメニューのことではなく、カフェとアイスクリームショップ併用店) |
男性でもこの大パフェをうれしそうに食べているのが目に付く。 |
そういえばドミニク氏も毎日数個位はケーキを食べていたとか・・・・ |
だからと納得。 |
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磁 器 |
マイセン市立博物館 |
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絵付けの行程が順をおって展示 |
してある。 |
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マイセンで制作された作品が多数展示 |
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マイセン磁器製陶所 |
朝一番ということもあって館内は静か。 |
日本語ガイドのイヤフォンを借り、磁器制作の行程を順に部屋ごとで説明してくれる。 |
6人と小人数だったためか熱心な質問にも回答してくれる。二人で15€ |
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リモージュやヘキストそして日本の有田で目にしてきた形成の仕方(粘土状の胎土を |
水で溶かし液状にしたものを鋳込)と違って、マイセンでは粘土のまま轆轤引きしてい |
た。 |
多分、この違いによって密度が違ってくるのだと思う。 |
焼成時の収縮が少ないので、マイセンの方がより緻密精巧な作りが出来 |
ると思う?その分人件費が掛かるのはしょうがないことでは・・・・ |
それ故にこの値段!! |
制作行程手順が実演ブースによって順番に説明される |
コーヒーカップの制作 |
成形と素焼き |
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1, |
手で凹型にろくろで挽く |
2, |
2分割のメス型のに入れて、手で広げる |
3, |
さらに定規(オス型状のへら)で内側から押さえつけて規定の厚にそろえる |
4, |
はみ出した部分をカット |
5, |
15分ほどで胎土の水分は鋳型に吸い込まれ半乾燥され型を開き出す |
6, |
ハンドルを別の型で作る |
7, |
接着面に柔らかい胎土を塗り、cupに貼り付ける |
8, |
950℃で素焼き |
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下絵付けから本焼き |
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9, |
下書き |
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染め付けのブルーオニオンは絵柄の穴が空いた薄い金属版を当て上から黒鉛 |
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を振りかけ文様を付ける。(焼成すると消える) |
10, |
下絵の具を作る |
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(マイスター(ペインター)がその場で顔料にテンピン油を加え調合する。) |
11, |
ハンドペイント |
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マイセンは数種類の下絵顔料があるとのこと! |
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12, |
施釉 |
13, |
1400℃で本焼き(この時16%収縮) |
上絵付けと上焼き |
14, |
上絵の具を作る(アイテム数はメモし忘れたが、相当量) |
15, |
ハンドペイント(上絵は一色づつ絵付けされる) |
16, |
上焼き |
17, |
金彩をハンドペイント |
18, |
再度上焼き(900℃) |
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完 成 |
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フィギア |
人形は鋳型で形成されるが、花びらなど細かい部分はへらや指で形成し、つなぎあ |
わせていく。 |
この工場にはマイセン制作の磁器も多数展示され、販売もある。 |
実演ブースの行程を1週した頃には人がだいぶ増えてきた。 |
このホールを出て外の駐車場に出ると、さらにバスツアーの人でいっぱいに。 |
前日、マイセンを徘徊したときに感じていた伝統工芸都市の寂れた町並みを危惧して |
いたのでちょっと安心。 |
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アルブレヒト城 |

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かの昔、あこがれの“白い金”磁器を完成させたベトッガー。 |
彼とスタッフがその秘方を流出させないようザクセン王のフリードリッヒに よって半ば |
幽閉された状態で制作していた当時工房でもあった城。 |
街並みから入る正面口は緩やかなのに、私たちが上った裏手口(エルベ河側)は急な |
階段で息が切れそう。 |
それでも岐阜城の峻険さからくらべると穏やかにして優雅。 |
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ヨーロッパのお店は観光地でない限り土・日は休みが当たり前。 |
早々と夕食のパン・チーズ・ハムかサラミを購入。 |
ワイン専門店に入って“ドイツ産フル ボディの赤ワインを”と、何とかお店の人に伝え |
てチョイスもらう。 |
日本ではあまり知られていないが、マイセンはワインの産地。 |
マイセンの赤ワインもゲット! これで一安心 (^_^)v |
しかし、夕食のほとんどを ずーっと このメニューで通しましたが2人ともよく飽きなかっ |
た。 |
日本と違って肉屋さんの陳列が違う。 |
ハムもサラミ一本なりドンっと置いてあり、その場でスライスしてくれる。 |
風味がよくて少量づつ買えるので便利!! |
思い出すとよだれが〜 だら〜 だら〜 たまりません! また食べたいよ〜う
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