フランクフルト (6月 9〜13日)

 結局、国境を越えるのにチケットもパスポートも見せずにドイツに入れた。
景色は田園風景。ヨーロッパらしを乗車中ず〜っと感じていた。
フランクフルトの街が見え始めると、一変して東京のような近代的高層ビルが建ち並
んでいるではないか。ちょっと違和感!
結局、フランスのストのおかげで9日は移動だけで終わってしまった。
本当はこの日にルーブルなどパリの観光と、自家焙煎店を巡るはずだったが、手痛
い洗礼を受ける形となった。せめてベルサイユ宮殿だけでもみたかった。(T_T)
 行き当たりバッタリのバックパッカー 日程もアバウトなお気楽旅行。
これも良しとしようということで。
さて、フランクフルトの泊まり先はチーフの学生時代の友人 小林さん夫妻とお子さ ん
2人のすんでいる庭付き一戸建て住宅(賃貸だそうです)。(日本だったら相当し そう
な地下室・ガレージつき2階建て。リビングダイニングなんてうちのアパートの 総面積
よりもっと広いかも。でもお掃除が大変そう!)
ヨーロッパへの出発1週間前に何ら電話していたようだったが、いきなりきてしまい ま
した。
なんと無謀なお困りバックパッカー!
しかも駅までお迎えまでしてもらって、手土産も持たずに ・ ・ ・ ・ ・
(本当はお子さんが2人いらっしゃると聞いていたんで、パリでチョコレートでもと思 っ
ていたのに ・ ・ ・)
すべてはストのせい!!ストのせい!!・・・のせい!!
本当なんです 信じてください (^_^;)
でもとりあえずヨーロッパの日本語圏で気分は余裕。
 
コーヒー
イタリア系(ラバッア)の看板を上げている店が目立つ。
コーヒーショップ WACKERS KAFFEEにてコーヒー豆(モカフレンチと ショップブレ
ンド)を奥様に購入していただく。
家に帰って早速試飲。
モカフレンチはフルシティーで苦み主体だが香りにかけていたが雑味成分は感じら
れなかった。
Shop Blendは焙煎が浅かった割に渋みが少なかった。
しかし、どちらもコーヒーメーカーで淹れているので、上々の味と言えよう。
 厨房用品店のLOREYではエスプレッソマシーンの品揃えが豊富で、デモスト
レーションもしていた。
他はサイフォン・コーヒーメーカー・モカ エスプレッソ・コーヒープレスやミルもあっ
たがなぜかドリッパーが置いていない。  

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小林さん宅に元々あったコーヒー粉、   WACKERS KAFFEEのモカフレンチ、メーカ
スーパーでご購入だそうで。   ー用に挽いてもらうと、細挽き!!
かなりの酸味を感じた   メリタのお膝元だからだろうか?
 
PROBAT-WERKE (ドイツが誇る焙煎機メーカー プロバット社の博物館)
 場所は日本で調べてきた本に住所が載っていたのを控えてきたのに、地図からで
は分からない。
場所と見学の予約を小林さんに問い合わせてもらう。
 フランクフルトからは約4時間、オランダとの国境間近のエメリッヒという街にあるら
しいことがわかったのだが、なんでも 私たちの到着する時間は見学ツア ーの時間外
だそうな!!
そこを何とか頼み込んでOKの返事をもらってくれたらしい 感謝 感謝
ここの博物館、プロバットのロースターをはじめ、ほかで制作されたものもところ狭し
ずらりと並んでいる。あとはアンティークミル。
もう1つおまけに オーナーが趣味で始めた手作り蒸気機関が1フロアー。
最後に案内してくれたお姉さんがエスプレッソを淹れてくれました。
よせばいいのに チーフは持ってきたストップウォッチを ピッ
その “ピッ” という音にお姉さんすぐさま反応 ^^;
飲み終わったら、今度は やってみては と、ご催促。
チーフ楽しげに淹れていました。
あとで、お姉さんこの前のバリスタ世界大会に出場したんだとか。

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初期頃のボール ロースター

熱源は炭

 
 
 

ハンドピック 作業台

 

HARMONY's It's new

 

 ベルトコンベアは旧型ミシンのような足動   元々使っていたハンドピック作業台
式。(年がばれる) シュートホールはベル   を、よいところを取り入れ改造して今
トの両脇(面位置)にあいているので効率   使用している台。
がよさそう。    
これなら疲労も少ないのでは要チェックポ    
イントのシステム。    

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ヘキスト 磁器 工房
 日本ではあまりなじみのない窯だがフランクフルトではビレロイボッホ窯のものがち
ょっと贅沢品。
地元ヘキスト窯のものはかなりの高級品であり。
さらにその上がマイセンとなる。
 

  ガイド付き工房見学は一人5工房入り
口はショップのフロアー胎土はゲル状。
型へは機械で薄く流し入れられる。
1520分で乾燥し型から取り出す。
複雑な形も鋳型を分割することで可能
に。
釉薬は15秒で胎土に吸収され、鋳型を
はずして手で持てるようになる。
 

ガスオーブン(窯)

 

 この窯でも日本のようなそびえ立つ煙突を見
つけることができなかった。
 焼成温度
本焼きが1300℃とちょっと低め。
 
 
 

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  上絵付け
 色は焼き上がりとほぼ同等色のエナメル
彩。
 
 
 
 
 
観 光
フランクフルトの南西リューデスハイム ワインの産地

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アスバッハコーヒー (この地方のブランデー アルコール度数40%ぐらい)

 
  専用のカップにまずはアスバッハの小ボ   ホイップクリームを浮かべ
トル(50ccぐらいかな)を全部入れる。  

削りチョコをトッピング

フランベ(火を付けてアルコール分をとば  

できあがり

す)コーヒーを注ぐ。    
 
 こちらもドミニクさんのお姉さんのところでいただいたカルバドス入りコーヒー のよう
にリキュール入りのカフェではなくお酒にコーヒーの香り付けをさせた飲み物、という感
じ。
ちなみに小林ご夫妻が注文したのはアイス カフェ?
日本で聞いた話(読んだ)“外国ではアイスコーヒーはない”と、思っていたのに

なぜ?  なぜ?

出てきたものは暖かいコーヒーにアイスクリームがトッピングしてあるものだった。
 

 納得 納得

13日朝、気まぐれバックパッカーぶらり旅 一路マイセンへ向かうことに
これまた小林さんに早起きしてもらって駅まで送ってもらう。
いたりれり、つくせり ご厚意に大  大 感謝 ダンケシェン
 

ドイツの特急ICEの乗車券

 

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  ICEは日本の新幹線とはちょっと違い、普通列車と同じ路線上を走ります。
一等席の為かシートは良いのに指定席料金はこの安さ。
日本の鉄道会社も見習ってほしい!!
ドレスデン中央駅で乗り換えマイセンへ
と、思いきやドレスデン◯◯◯◯のアナウンスのにつられて下車。
なんか違うぞと、思い車掌さんに聞いてみれば1つ手前だった ・ ・ ・
慌てて降りた電車に飛び乗り セーフ 汗を一拭き中央駅に到着。
とりあえず17日にベルリンからウィンにゆこうとクシェット(寝台)のチケットを購入。
これが、その後とんでもないハプニングを引き起こすとは夢にも思わぬことだった。
そしてマイセンへ
 

 

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