EU4カ国 歴訪日記
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ヨーロッパのコーヒーは本当に美味しいの?

 本や雑誌に出ている記事にヨーロッパは日本と違って良質の豆を使っている。
イタリアのエスプレッソはその地の気候風土で飲むから美味しい。
なんて言うのを目にしていました。
それって本当なのかな
硬水で淹れるコーヒー美味しいと思ったことがない。
モカエスプレッソを付属の説明書や本等に解説してある淹れ方では絶対に金属臭が
強く出てまずい!
この目(舌)で確認したい そんな思いが発端 ヨーロッパに

コーヒー三昧珍道中

 ’03.06 ヨーロッパの4カ国をひたすらコーヒーを飲み、自家焙煎店を廻り、 家庭
での抽出方法を探り、エメリッヒのコーヒー博物館を見学し、磁器工房を訪 ね、ちょっと
美術館見学、ちょっと観光で約1ヶ月間、初めての海外旅行。
ちなみに行った国の言葉はおろか2人とも英語もまともに話せません!
果たしてどうなる事やら。

イギリス

 ヨーロッパ屈指の焼き物の町があるにもかかわらず、あえてイギリスは外しました。
コーヒーに対してあまり得ることがないと考えたからです。
 

 
 6月2日に  とフランス(パリ)に入る。
少し暗くなりはじめるのが20時頃。やっぱり時差ぼけになりました。
ねむ〜い!
翌日リジュー/ドービル3泊4日。
そこからチーフと2人でバックパッカー 列車の旅へと移行。(30日ユーロパス で列車
乗り放題。)
6月6日未だフランスはストライキ中列車の予約も取れぬまま、ドミニクさんに運 行状
況を聞いてもらって、何とか列車に乗り込む。
磁器の町リモージュにいざ出発。

9日の寝台列車でフランクフルトに向かうはずが、まだストライキが続いているらしい!

予約が取れない!

 

 
 仕方なく昼の列車に乗り込み夕方、チーフの学生時代の友人小林夫妻宅に転がり
込み4泊5日。
そこら中を案内してもらい大感謝。
自分たちだけではエメリッヒにゆくことは出来なかった。と、つくづく思いました。
13日朝、フランクフルトの駅まで車で送ってもらい、マイセンへ。
 至れり尽くせりの小林さん宅をあとにして、これからが本番バックパッカー。
いくら チョー ノー天気な私でもあわててドイツ語のお勉強。
フランクフルトに向かうときの車内では物珍しいヨーロッパの草原風景を窓に張り付く
ように見ていたのに・・・・・・。
このときは一人ぶつぶつ  本とにらめっこ。 
眉間にしわがよってるのが自分でも解る。
15日朝、ドレースデンに向かう。
怒濤の磁器をもとめてツインガー宮殿へ。
なかなかお目当てが見つからない。
磁器の部屋、日本宮なんて気になるところも行ってみよーうよっと。 
16日、ドイツのコーヒーは北の方が美味いとの情報からベルリンへ。
下調べしてあったカフェはたくさんあったけど電車の乗り換えが解りづらーい
16日の夜、クシェト(寝台)でウィーンに行くまでベルリンの街探索のはずだったのに。
乗り遅れるなんてことにならないように、おとなしくベルリンの駅にはやくもどって仕方
なく駅でうろうろ。
やっとウィーン行きの列車が到着、1部屋に6人ベットの狭い部屋 “写真のとは全然
ちがう”とブーブー文句、車掌さんが確認に回ってきたらころりと態度が変わって笑顔
でパスポートとチッケトを渡した。
このときフランクフルトからマイセンへ行く途中で買ったハプニングいや間違いチケット
1人分しか買えていなかったことが発覚したのだった。
私たちは2人でウィーンに行きたいんです” 切々と車掌さんに悲願!!
果たして無事たどり着くことが出来るのか?
 

 
朝7時ごろウィーン到着。
ウィーンといえばケーキでしょ っと、朝っぱらからコーヒー+ケーキ三昧。
そして宿探し。時間はまだまだいっぱいある。そのときはまだ余裕があった!
ヨーロッパも2週間いると、少しは慣れきた。
不思議と自分の言葉がどれだけ相手に通じるか試してみたくなってくる。
解らないことはどんどん聞いてみる、といっても知ってる単語を並べるだけで、解れば
いいんだよー!!。
行きたい場所にたどり着ければそれでOKってことで no problem
20日、またもクシェットでフィレェンツェへ向かう。
 

 
 前のよりもっと狭いが2人部屋で洗面付き。しかし値段が高い!
ヨーロッパで一番、治安が悪いといわれるイタリア。
小物はすべてポケットに、これ釣り用のベスト、かっこ悪いと最初思ったけど以外と楽
ちん。
バックをとられないかと気にしなくてよい分、どこでもス〜イスイ〜 で結構おすすめ。
 マイセンとまでいわなくても名所は歩いて廻れる小さな街。
しかし観光客はいっぱい。 
まずはテレフォンカードを買って、実家に無事の電話のはずが、またしてもかけられな
い仕方なくコインで。しかし、かからないのにお金は戻ってこない。
返せーと電話機を叩く。で 最後の手段。キャッシュカード。 
イタリアじゃ使いたくないんだよねー。
♪ホテルの人に聞いても解らない♪どういうこと???
よくあることと言われそうなほど 自販機でもトイレのチップでもたいていお釣りは出て
きません。
イタリアは小銭は必携。 いくつ目の格言?
 24日朝、ナポリの列車の中。
 
久しぶりの昼間の電窓から見る景色は今までの風景とだいぶ違っていた。
スリなんて生やさしいほとんどひったくりに近い状態の情報ばかり目にしていた
(旅行紙・Net)ナポリ。
電車を降りたとたんとんでもないところにきたことに再認識。
そしてホテル探し。この旅行最悪のおんぼろホテル。それで60€。
ぼったくられた?(日本に帰ってきてHPで確認したらやっぱりその値段だった。)
この後、泊まったローマの方が遙かに安くて快適だった!!
ここはコーヒー情報もないので半日だけコーヒー店を巡るためにガイドを頼みました。
これは大正解◎。
おかげで血管の中がコーヒーになるぐらい飲むことができました。
駅構内で犬が寝てる。その横で人も寝てる。街を歩けば犬の糞がそこら中に落ちてい
る。
頑丈なハンドルロックの車が路上駐車に。その上はゴミの山とホコリ。
ハプニング続々、今だから笑えるけどね〜。
でもここで唯一、観光らしい観光が出来、思いでをいっぱいカプリ島に残してきました。
 
ローマ
 この旅の1ヶ月もここローマで終わりを迎えようとしている。
イタリアに入って猛暑が続いていたが、日本のそれとは違いDRYである分 、救われ
た。
じめじめっとした日本の夏に帰らねばならない。と思うと気分はドレッチ。
とりあえずローマを思い切り楽しもう!
 ナポリに続き同じ人にガイドを半日お願いしておいた。
しかも宿は日本人の経営するB&B(ブレックファースト&ベット)。
ナポリとはちがって気分は余裕。
近所のレストランのメニュー、観光案内やヨーロッパに慣れない日本人にドアロック、
窓の開閉のし方など細かく書いたものがファイルしてくれてあって、まずこのホテルだ
ったらたすかっただろうなー。
どうしても慣れなかったのは、小銭。最後の○セントのコインがすぐに判断できなくてと
まどう。
そして飛行機はローマを飛び立ったのだった。
途中、韓国の空港でもちょっとしたハプニング。
まあとりあえず、さすらいバックパッカー無事日本に帰ってくることが出来ました。
ご面倒をかけた皆さん本当にありがとうございました。

メルシー   ダンケシェーン   グラッツェ

いつしか言葉はごちゃ混ぜに。

fin