それはあたかも黄金比であるかの様に、一杯のコーヒーを淹れる時に“新鮮なコーヒー豆10g/ |
湯温80℃/抽出量120cc/3分以内の抽出時間”を守ると、美味しくなると言われています。 |
また、豆のブランドや品質の高さで、テイストの80%が決定されるとも、言われています。 |
しかし、実際にはその通りに実行しても、ほとんど成功を見る事がありません。 |
その条件を固定してしまえば、豆の状態(特に内包ガス)・室温や自身の嗜好にぴたりと合った時 |
にだけ、美味しく感じるコーヒーが出来上がります。そしてその確率は、極端に低くなります。 |
多くのプロの場合、整えた条件下で抽出をしたり、極端に美味しくできてしまわないよう安定化 |
を謀ったりしています。 |
ですから、一般の家庭でそれらだけに頼っていても、美味しさには中々出会えず、技術 |
も向上させられません。 |
美味しく感じるコーヒーを望むのでしたら、自分の嗜好に合う成分を持ち出し、敬遠したい成分は |
運ばない様な*抽出ディレクションを揮わなければなりません。 |
*抽出ディレクションを揮う・・・抽出時の各種設定を決定し、注ぐお湯のペース配分を組み立てて |
行う事。 |
その方法は簡単ではありませんが、*流体ドリップ抽出は、初心者でも十分に、その成果を感じる |
事が出来る方法です。 |
*流体ドリップ抽出・・・流体:流動して行く性質を持つ、気体や液体の総称。 |
その性質を使ってドリップして行く、当店のオリジナルな方法です。 |
また、変な癖や間違ったイメージを作ってしまうと、それを修正するのが大変な作業になります。 |
ですから、そうなる前に始めた方が上達は早くなります。 |
その感覚が身に付けば、プロが長い間掛けて達成するテイストを、簡単に凌駕してしまいます。 |
現在、多くの人が採ってしまっている、簡単にしてしまったやり方は、オプションを付け足しても、 |
より実りあるモノになって行けません。 |
例えば、新発売の器具を購入すると、気持ちにプラス効果を働かせますが、実際のテイストは |
目立った効果を現しません。それは、ドリップの抽出ディレクション |
を、間違ったプロセスの解釈の元、組み立ててきてしまったからです。 |
この教室では、イメージの組み立てからサポート致します。 |
今から流体ドリップ抽出を始めてみませんか。 |
○ブレークスルー・・・ブレーク:なだらかに続く傾向から、急激に変化する境界。 |
スルー:すり抜ける事。心的な要因が、存在していると思い込ませて作っているブレークから開放 |
させて、その先へ進めて行く事。 |
ペーパードリップの(流体ドリップ抽出)教室 日程 |